小説復興・文藝復興を真剣に目指していますが、柚子の風味ってどうも春っぽく感じます。
「夫婦仲がいいのはこの世の成功者」
同学年の小説家が言ったことばです。
彼の周囲にはうまくいっていない夫婦が多くて、導き出された「名言」のようです。それぞれが身体を持つことによって個立されている、しかもその他人同士が二六時中一緒にいてうまくやれるというのは容易ではないということでしょう。
因みに、彼は、彼の言によれば成功者です。
別れる理由のトップは男女ともに、「性格の不一致」だそうです。程度の問題はあるでしょうが、あんまり一致しているのもどうなんだろうと思います。刺激がないというのか、和むのは結構なことですが緩むのは双方の進歩、発展、成長のためにはあまりよくないのではないでしょうか。
一人暮らしはしたくない、でもそこそこ快適に生活したいなら、相手の気持ちを考えるのは当たり前のことです。
「あなたは別れたことのある人に偏見があるの」と訊かれたことがあります。
「夫婦のことは傍からは窺い知れない」が持論です。でも、二度、三度と繰り返す人には、問題があるんだろうとは思います。それが趣味なら悪趣味ですし。
武者小路実篤さんの言葉は、夫婦に限らず、「」なしの名言だと思います。
「仲良きことは美しきかな」。
コメントを残す