「週刊COMPASS」第104号

小説復興・文藝復興を真剣に目指していますが、建て替え計画があるのを昨日の新聞で知りました。

「イエーイ!」ではなかった遺影の続きです。

その毎年正月に遺影を撮っているというかつての会社の先輩は、現在お元気なのか。読んでくださった方は気になるところではないかと思いました。

今年40周年の文庫創刊のときからのお付合いで、当時46歳だったそのHさんに初めての編集の仕事を教えてもらいました。以前の部署とは別世界で、ジェントルそのものでした。

ジェントルではあるのですが、別の面にはちょっと気になるところもありました。

お出掛け先から編集部に電話があって、それを受けた編集部の総務的な仕事をしているK女史に、「ああ、Kさん、いま高田馬場の喫茶店にいるんだけど、誰と待合わせをしたんだったか分かる?……ああ、来た来た〇〇(作家名)さんだ、ありがとう。ガチャン(電話を切る音)」というような大丈夫なのかと思うようなことがいくつもありました。

50前からそのようで、更にお年を召されたらどうなっていくんだろうと心配していました。

さて、そのHさんの現在は……。

今冬もドレスアップした愛車のマニュアル四駆で白銀を目指すのではないかと思います。驚異的な若さの86歳ですが、ジム通い、ウォーキング、筋トレ、ストレッチなどをしているHさんなどまったく想像できません。

毎年正月に遺影を撮るのが、お元気の秘訣かもしれません。イエーイ!

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