小説復興・文藝復興を真剣に目指していますが、海に人が立っている昨夕さんぽした海岸です。
最近新聞で読んだ二回り以上歳上の詩人の言葉に、正に「冷や水を浴びせられる」気分になりました。
「もう90歳を超えてね、いまがいちばんいいなんて思うことはないですよ。足がヨタヨタしてるしね。」
以前に書きましたが、「Good old daysとは言いたくない。最後の最後まで、今がいちばんいいと思いたい」(第51、52号)ですから。
その詩人の歳まで生きられるかは置いといて、二十年以上後の自分の心身を想像するのは容易なことではありません。でも、スタスタ歩けたが精神的には未熟だった頃のほうがよかった、などとは考えないだろうという確信はあります。
あの頃は今より未熟だった、と思えるかが「肝」なのでしょう。そのためには、これも前に書きましたが、やはり死ぬまで「自分自身の成長を目標にする」しかありません。
詩人の文章は続きます。
「僕は昔から、自分に関心がないんです。」「いまは、生きている意味もなくていいと思える。」
安心しました。人それぞれです。
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