小説復興・文藝復興を真剣に目指していますが、93歳の船は美しいです。
自分の本当の気持ちに正直に生きる。
簡単なようでこれほど難しいことはないかもしれません。
いろいろな制約があるから自分に正直に生きるのは難しい、と言う意味ではありません。
何が自分に本当に正直なのかが分からないのではないか、と言う意味です。
ある男の人が脱サラして起業したいが妻子のことを考えると経済的に不安で踏み切れない。それは、現状を守りたいのが一番自分に正直な気持ちなのだと思います。
自分の気持ちに正直に生きてきたか、生きているかを判断できるのは自分自身しかいません。分からない人間でも、例外なく分かる時がやって来ると思います。
いよいよの最終章の時です。でもそこで知って、自分の本当の気持ちに正直に生きてはこなかったと分かったとき……穏やかでいられますか。
小説を読んでください。
どんなことに心が震えるのか、優れた小説は鏡となって読者の嘘偽りのない気持ち・真実を映し出します。
優れた小説は、COMPASS羅針盤です。
コメントを残す