小説復興・文藝復興を真剣に目指していますが、鳶はビッグアイランドを目指すのか。
死んだらどうなるのか。
同学年の小説家が救急搬送されたときのことです。
死を意識した彼は、無性に寂しかった、長年乗り慣れた愛車との別れのように自分の身体と別れるのが、と言いました。
肉体が滅びると、意識はどうなるのか。彼のそのときの話を聞くと、その二つが別物であることを彼は知っているのだと思いました。
「身体を大事にしなさい」と言うのは、自分のものではないからではないでしょうか。
自分のものだったら、自分の思い通りになるはずです。
病気になりたくないとか。大事にするもしないも自分の勝手です。
借りものなら粗末に扱うわけにはいきません。
纏わなくては地球と言うステージには立てない、貸し衣装のように思います。この身体は。
忘れているだけで、みんな舞台に立ちたくて借りたのかもしれません。
何がしたくて……。
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