小説復興・文藝復興を真剣に目指していますが、高原の雲にシャッターを押しました。
優れた小説における精神実用(コンパス)としての分かり易い「効能」をご紹介します。
ある作家の方が初めて失恋をしたとき、
「あれとまったく同じだ」と思って、ダメージはさほどでもなかったとお聞きしました。
その「あれ」とは、失恋の苦悩を描いた古典です。
疑似体験によるワクチンが効いていたのでしょう。その方は、何かのとは違って、半年毎に読み直したりはしていなかったようです。
ましてや副作用の心配などは皆無です。
コメントを残す