小説復興・文芸復興を真剣に目指しています。
昨日も広告が掲載されていましたが、最近では珍しくミリオンに迫る小説があります。
その著者の新刊が出たときの新聞広告に、「役に立つ小説」とありました。
このコピーの意図は、「小説とは本来役に立つものではないが、この小説は役に立つ」だと推察します。当たり前だと考えていることをわざわざ高い費用の掛かるところに謳わないからです。
もしその通りなら、小説に対する見解はまったく異なります。
優れた小説はページを繰る手を止められず、胸躍り、いずれ必ず精神実用(コンパス)になります。
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