小説復興・文芸復興を真剣に目指しています。
先日、生まれて初めて、編集を担当した作品の読書会に参加しました。
原稿から何度も読んでいますが、事前に改めて読み返しました。新たな気付きがあったり、以前とは印象が変わったところがありました。
他の方の感想には意表を突かれるものありで、それぞれ興味津々でした。出席者八人全員共通の感想などは皆無で、解釈が違ったり、まるで正反対のような感じ方も少なからずでした。
同じ者の感想が時期によって異なるのも、人によって違うのも、小説がその時々の読み手を映す鏡になっていることがよく分かります。
人の感想を聞くことで、自分のことが分かることもあります。時間の制約がなければいつまで続くか分からない、胸躍るひとときでした。
小説の魅力は底なしです。
コメントを残す