小説復興・文藝復興を真剣に目指していますが、五歳になる歳の正月です。
「酷いよなあ」と、TVのニュースを見ていて思わず言葉が漏れることがあります。
麻薬を密輸しているとされた運搬船が空爆される映像は、コンピューターゲームなどではありませんでした。その後は、そのよその国に攻め入って100人と言われる死者を出して、その国の大将を拘束しました。
この一連の軍事行為の最高司令官は世襲などではなく、また同じような軍事行為によってその地位を得たわけでもありません。民主主義の根幹を成す選挙によって選ばれました。
多くの人の意識が現象となって現れたのでしょうか……。
話は変わります。
一昨年、小説が影を潜めるなかで、書下ろしを基本とする現代小説専門の出版社をつくりました。目的は、毎週冒頭に掲げている「小説復興・文藝復興」です。
昨年第一弾・藤岡陽子さんの書下ろし長編小説『僕たちは我慢している』を刊行しました。
それから八カ月が経ちます。お前の志しとはどれほどのものなのかと試され、私の嘘偽りのない在り方が現象となって現れるのではないかと感じています。そのためには売れ行きに対する一喜一憂からの解放なくしては、理念に準じることなどできないと思っています。
優れた小説は、読者を選びません。読む人の興味・関心事とは無関係に、圧倒的におもしろく、有益です。
いわば「人生の第一関門」を前にした高校生四人はいかにして越えるのか、人間の、人生の望ましい生き方の本質を一人でも多くの人に疑似体験してもらいたいです。
藤岡さん、勉強する意味ってなんですか。
https://www.asahi.com/thinkcampus/article-121237
藤岡さんが『僕たちは我慢している』を語ります。
讀賣新聞文化面に取り上げていただきました。
佐藤亮子さんに推薦していただきました。

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