小説復興・文藝復興を真剣に目指していますが、レースは遠くから見ていても血が騒ぎます。
人間にとって一番大事なことは、守らなければならないのは、オリジナリティです。
日本語では、尊厳とも言えます。
フランスの核弾頭増強、フィンランドの核持ち込み容認など欧州の例を挙げ、
「日本では核兵器に関する議論自体がタブー視されている」との発言が、責任ある立場の者からあったようです。
週刊誌なので、書かないわけにはいきません。
いつも毅然とした物言いをしますが、彼にはオリジナリティが感じられません。理念のない政治家というのでしょうか。
この国でものをよく考えていて、核を拒絶する人間は、「核をめぐる議論の必要性」などと言うことはありません。
欧州の例など、この国には当てはまらない。
広島、長崎の犠牲者数は被爆後障害などで亡くなった方も含めると、三十万人以上と言われています。
唯一の被爆国は、非被爆国の土俵に降りることなどやめましょうよ。
他国の事情などに振り回されずに、亡くなった方たちの「尊厳」を踏み躙るようなことなどしないで、今こそ、それこそ毅然として守り抜くときです。
この島国の、どこからも文句の付けようがないオリジナリティを、当の国民が忘れてしまうほど罰当たりなことはないでしょう。
藤岡陽子さんの書下ろし長編小説『僕たちは我慢している』(COMPASS)に登場する四人のオリジナリティ豊かな高校生。彼らが徴兵されるなど冗談じゃありません。

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